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注文住宅に防音室を作りたい!費用相場はどのくらい?

公開日:2024/11/15 更新日:2024/06/27
防音室

防音室があれば、自宅にいながら、好きな時間に楽器の演奏や、大音量での映画鑑賞などを楽しめます。しかし、防音室を設置するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?本記事では、注文住宅に防音室を設置する際の費用相場、防音室を設置する際に知っておきたいポイントや注意点などをまとめて紹介します。

防音室の設置にかかる費用

注文住宅に防音室を設置することは、楽器演奏やホームシアターなど、自宅で音を楽しむための夢を実現する素晴らしい選択肢です。しかし、設置には費用がかかります。

防音性能

防音室の費用に大きく影響する要素のひとつが防音性能です。防音性能は遮音等級で示され、D-50からD-70までの範囲があります。数字が大きくなるほど、防音性能が高くなります。

一般的には、楽器演奏やホームシアターを楽しむにはD-60以上の遮音等級が必要です。しかし、ピアノやドラムなどの演奏にはさらに高い防音性能が求められることがあります。

防音性能が高くなるほど費用も上がります。例えば、6畳の防音室でD-50の遮音性能であれば約200万円、D-70であれば300万円以上かかることもあります。

広さ

防音室の広さも費用に大きく関わります。広い防音室ほど材料費や施工時間が増えるため、費用も高くなります。6畳の防音室であれば約250万円から設置可能ですが、10畳以上になると500万円以上かかる場合もあります。

防音室の広さは用途に応じて決めることが重要です。楽器演奏のみであれば比較的小さい防音室でも十分ですが、ホームシアターを楽しむ場合はある程度の広さが必要です

設置場所やオプションによっても費用が変わる

防音室の設置には、さまざまな要素が影響し、費用もそれに応じて変動します。設置場所やオプションによって、総費用は大きく異なるため、計画段階でしっかりと検討することが重要です。

設置場所

設置場所によって費用が変わる一因として、階数が挙げられます。2階などの高層階に防音室を設置する場合、1階に比べて費用が高くなる傾向があります。これは、2階以上では床の補強が必要となり、そのための追加費用が発生するためです。

また、2階に防音室を搬入する場合、クレーンなどの重機が必要になることがあり、その分の費用も追加されます。防音室を設置する場所を選ぶ際には、これらの点を考慮することが重要です。

オプションの追加

防音室には、快適性や防音性能を向上させるために、さまざまなオプションを追加することができます。代表的なオプションとしては、換気システム、エアコン、照明、防音ドアがあります

まず、換気システムは防音室内の空気を循環させる役割を果たします。これにより、カビや結露の発生を防ぐことができ、特に楽器の保管や使用が多い場合には欠かせない要素です。換気システムを設置することで、常に新鮮な空気を取り入れ、健康的な環境を維持することが可能になります。

次に、エアコンは防音室内の温度を適切に保つために重要です。楽器演奏やホームシアターの利用時に、快適な温度環境を維持することで、より良いパフォーマンスや視聴体験を提供します。特に夏や冬の極端な気温下では、エアコンがあることで快適に過ごすことができます。

また、防音室内の照明も重要な要素です。作業や演奏に適した明るさを確保するため、特に録音や編集作業をおこなう場合には適切な照明が求められます。適切な照明を選ぶことで、目の疲れを軽減し、集中力を維持することができます。

最後に、防音ドアは防音性能を高めるために必要なオプションです。防音ドアを設置することで、外部からの音を遮断し、内部の音漏れを防ぐことができます。

これにより、周囲の環境に影響を与えることなく、安心して防音室を利用することができます。各オプションは、防音室の用途や必要性に応じて選ぶことが大切です。

また、これらのオプションを追加することで総費用は増加するため、予算と相談しながら検討することが重要です。防音室の設置計画を立てる際には、これらの要素を総合的に考慮し、最適な選択をおこなうことが求められます。

防音室設置のポイント

防音室は、自宅にいながら楽器演奏やホームシアターなど、音を楽しむための夢のような空間を叶えてくれます。しかし、設置には費用がかかるだけでなく、様々な注意点も存在します。ここでは、防音室を設置する際に知っておくべきポイントを解説します。

用途に合った防音性能を選ぶ

防音性能は、防音室の最も重要な要素の一つであり、費用にも大きく影響します。防音性能は、遮音等級と呼ばれる指標で表され、D-50からD-70まで、数字が大きくなるほど防音性能が高くなります。

一般的に、楽器演奏やホームシアターを楽しむためには、D-60以上の防音性能が必要です。しかし、ピアノやドラム演奏など、より高い防音性能が必要な場合もあります。防音性能を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

必要最低限の広さを確保する

防音室の広さも、費用に影響を与える重要な要素です。当然ながら、広い防音室ほど多くの材料が必要となり、施工時間も長くなります。6畳程度の防音室であれば、250万円程度から設置可能です。しかし、10畳を超えるような広い防音室の場合は、500万円以上かかることもあります。

設置場所の重量制限や搬入経路を確認する

防音室の設置場所には、重量制限や搬入経路などの制約がある場合があります。防音室は、床・壁・天井が二重構造になっており、300kg~1t近い重さがあるといわれています。特に、木造2階以上の部屋には設置するのが難しいケースもあるため、事前にしっかりと確認する必要があります。

防音室専用の換気システムを設置する

防音室は密閉空間であるため、換気システムを設置しないと、カビや結露が発生しやすくなります。防音室専用の換気システムは、防音性能を損なうことなく、効率的に換気を行うことが可能です。

まとめ

注文住宅に防音室を設置する際の費用相場は、6畳程度の防音室で、防音性能がD-60程度であれば、250万円~400万円程度です。防音室を設置する際には、防音性能、広さ、設置場所、換気システム、エアコン、インターホン・火災警報器などに注意する必要があります。防音室にはメリットとデメリットがあるので、設置前にしっかりと検討しましょう。防音室の設置を検討している方は、防音室に詳しい業者に相談することをおすすめします。

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